【レンタカーで行こう！】阿波の国｢徳島｣編

阿波踊りで有名な徳島県は、瀬戸内の豊かな自然に恵まれグルメも豊富な場所です。
県全体が非電化区間であるなど、徳島の鉄道網は必ずしも発達しておらず、移動には車が重宝します。
今回は、レンタカーを使ってぜひ訪れてみたい徳島のスポットをご紹介します。

大鳴門橋(おおなるときょう)

「阿波踊りと並ぶ徳島の名物と言えば｢鳴門の大渦｣でしょう。
渦の大きさは最大30メートル、潮流は時速20キロにも達すると言われ、世界でもトップ3に入る規模です。
徳島県鳴門市と兵庫県の淡路島を結ぶ｢大鳴門橋｣には、海面約45メートルの高さから渦を見られる観光施設｢渦の道｣が設置されているほか、近くから遊覧船も出ています。

大塚国際美術館(おおつかこくさいびじゅつかん)

オロナイン軟膏、ポカリスエットなどの製品で知られる大塚製薬グループによって、1998年に開設された日本最大の私立美術館です。
館の展示の中心は｢陶版名画｣と呼ばれるもので、特殊な技術で陶器製の板に世界の名画をオリジナル同様に焼付けています。
｢最後の晩餐｣｢ゲルニカ｣｢モナリザ｣など、誰もが聞いたことのある作品が原寸大のスケールで再現されれている様は圧巻です。

眉山(びざん)

徳島市街地からほど近い｢眉山｣は、映画のタイトルになるなど県内外に知られた山です。
標高は300メートル足らずですが、山頂からは市内を一望することができ、天気の良い日には淡路島や紀伊半島を望むこともできます。
また、山頂の広場ではコンサートが行われたり、多数の屋台が出展することもあり、多くの人々でにぎわいます。
一方、ふもとには寺社が集まるほか、実演を見たり踊りに参加しながら阿波踊りの歴史を学べる｢阿波おどり会館｣などの施設があり、徳島の自然と文化を体感できるスポットです。

小泉八雲旧居

「ギリシャ出身の日本研究家である小泉八雲(本名:パトリック・ラフカディオ・ハーン)は、耳なし芳一や雪女といった日本の怪談を再発掘、広めた人物です。
松江では1年3ヵ月を過ごしており、彼とその妻セツが暮らした武家屋敷が今も往時の姿を残します。
屋敷だけでなく、併設する記念館では自筆原稿などの貴重な資料約1000点が収蔵され、その創作の原点を感じられるでしょう。

【アクセス

JR松江駅から市営バスで約16分、小泉八雲記念館前下車すぐ

阿波の土柱(あわのどちゅう)